壁掛けテレビの配線はどうしたらスッキリする?配線の隠し方をわかりやすく解説

65型壁掛けテレビ

「リビングをオシャレにしようと思ってスタイリッシュな壁掛けテレビに挑戦したけど、配線を隠す作業がうまくできずに納得のいかない仕上がりになった」という人はいませんか?
『配線方法』は壁掛けテレビを美しく見せる上で大きく影響する作業となります。
このコラムでは、壁掛けテレビの配線をすっきりスマートに隠す方法をわかりやすく解説します。これから壁掛けテレビを購入、設置する人は、ぜひ参考にしてください。

1.壁掛けテレビは配線処理の仕方で見た目が一変する!

せっかくのオシャレな壁掛けテレビを設置しても、配線がダラリと垂れていたのでは台無しです、
我が家にお友達をお呼びできません。

配線の写真

テレビには少なくとも電源ケーブルアンテナケーブルの接続が必要です。
また、家庭によってはレコーダーゲーム機などの配線もあります。
そのため、壁掛けテレビを設置する場合は『配線を隠す方法』も考えておかないとスッキリさせるはずが、むしろ「見た目が悪くなった」ということもあり得るのです。

そこでこの項目では、壁掛けテレビの配線を目立たなくする方法をご紹介します。

 

1-1.新築を購入するなら、設計の段階でテレビの配線が隠れるように工夫する!

建築時に設置

家を新築される方に有効な方法ですが、壁掛けテレビの取り付け場所を家の設計段階から決めておいて、壁掛けテレビで隠れる位置にコンセントとアンテナ端子を配置すれば、配線の見えない壁掛けテレビにすることができます。

 

1-2.テレビ背面にコンセントを増設するポイント

新築時に壁掛けテレビ用にコンセントを設置したい、この時に気をつけるポイントは予め「テレビの高さを決める事」です。
テレビの高さが分かれば、壁掛け金具を設置する位置が決まります。
コンセントを設置する位置は、①テレビで隠れる位置②壁掛け金具に干渉しない位置
①と②の位置がコンセントを設置する位置となりますので、ご参考いただければ幸いです。

詳しい記事はこちら

とはいえ「建売住宅ではコンセントを指定する事は無理!」「既に建築中で間に合わない!」
「新築時は決める事が多すぎて正直そこまで考えられなかった」という方も多いと思います。

それでもまだ間に合います。
新築建売住宅でも、壁にアンテナ端子やコンセントがなくても増設する方法・配線の隠し方はあります。
『天井裏配線』・『床下配線』・『内部隠蔽』・『空配管を利用』で解決出来る事例も多数ございますので
是非ライフプラスにご相談ください。

 

1-3.モールで配線が見えないようにする!DIYする方にお勧め。

モール配線の図

壁掛けテレビの配線を隠す方法の1つとしてモールで隠す方法があります。
「モール(配線カバー)」はプラスチックなどで作られた部材で、配線を収納する機能を持っています。壁や床に張り付けて使うので、配線が格好悪くダラリと垂れている、という美観の良くない状態を改善することに役立ちます。
ホームセンターや100均などで1m当たり数百円から購入可能ですし、裏面には両面テープが張り付けてあるタイプも多いので、DIYで作業することも不可能ではありません。

ただし、モールにもさまざまな種類、色やサイズ、コーナー部材があるので、収納する配線が収まる寸法であることや、必要な長さをあらかじめ確認してから購入する必要があります。モールを切る必要がある場合、きれいに仕上げたい人は専用のモールカッターを使用することをおすすめしますが、仕上がりをあまり気にしないのであれば、一般家庭にあるハサミやカッターで切れないこともありません。モール配線の記事はこちら

 

1-4. モール配線を目立たなく設置するポイント

モールで配線を隠しても、モールの色やサイズを見極めなければ、そもそもモールが目立ってしまいます!
そこで出来るだけ目立たないモールの設置方法をご案内いたします。

①壁の下側に貼られている巾木という建築部材にモールの色をあわせることです。
壁紙の色にモールの色を合わせるとどうしても違和感があります。
材質の近い巾木にモールの色を合わせる事で目立たないモール配線となります。
また、貼る位置は巾木の上が基本ですがモールに直接被せる形で貼る方法もございます。
②モールにはサイズがありますので、必要以上に太いサイズは避けてなるべく小さいサイズを選ぶ事も目立たない為には重要です。
モールにはコーナーや曲がり・エンドといった部材も忘れずに取り付けましょう。
③モールのルートは横方向と縦方向もあります、横方向は巾木に色を合わせて、縦方向はクロスが貼られたモールを使用する事もお勧めです、クロスが貼られたモールは取り扱いの無いホームセンターもございますので事前にお問合せいただければと思います。
ご参考いただければ幸いです。

 

左の写真はモールの上から被せる形で貼る方法です、こちらの貼り方は手前にモール分が出っぱりますが、段差がないので綺麗な仕上がりです。

 

また、「DIYは苦手」、という方なら配線隠蔽工事を専門とする業者に依頼する方法もあります。

 

1-4.コンセント増設・HDMIケーブルの隠蔽配線を依頼する

コンセント増設

コンセント増設・配線の隠蔽工事はすでに建っている家に対しても可能です。
ただし既存の壁や天井裏、床下などに配線を隠す必要があるので、DIYで行うのは難しいでしょう。

ひとくちに「隠蔽工事」と言っても、壁の素材や構造によって適切な作業方法が変わるからです。例えば石膏ボードの壁とコンクリートの壁では作業方法は異なります。また、建築の知識や経験が豊富であれば、壁の内側に隠された間柱(太い柱の間に配置する細い柱)の位置を踏まえた作業ができますが、経験や知識、道具が無い人にとっては、どこに間柱があるかを予測、確認することは簡単ではありません。
さらに、うかつに壁に加工を行うと、すでに隠蔽されている配線や配管を損傷する可能性もあります。

もう一点注意すべきなのは、コンセントの増設です。
コンセントの増設作業を行うためには電気工事士の有資格者・営業許可も必要と定められています。
知識や技術が無い人がコンセントの増設を行うと、漏電や火災の危険性があるからです。

そのため、隠蔽工事は専門性を持つ業者に依頼することをおすすめします。

 

2.信頼できて隠蔽配線を施工いただける壁掛けテレビ業者を見分けるポイント!

前の項目で解説したように、壁掛けテレビの配線を隠す作業は、モールを利用すればDIYでも可能です。一方、壁に加工を行う隠蔽配線を希望する場合は、DIYではリスクを伴うので、プロの業者に依頼することをおすすめします。

とはいえ、検索すると電気工事業者は多数ヒットしますから、「どこを選んだら良いのかわからない!」ということもあるでしょう。大切な住宅の壁や床に加工を行うのですから、業者の信頼性は非常に重要ですが、実際の施工技術は見なければわかりません。

そこで注目してほしいのが、ホームページの「会社概要」です。会社概要はその会社の信頼性を示す重要な情報です。そこに代表者名や設立年月日、取得資格の種類や登録番号などを明確に記入した業者なら安心感があります。

「ライフプラス」壁掛けテレビ工事業者のなかでも数少ない電気工事も専門としている業者です。
壁掛けテレビ取り付け設置工事は勿論、コンセント増設や隠蔽配線を得意としていますし、テレビのアンテナ設置工事も可能です。対応エリアは都内一円のほかに、神奈川や埼玉・千葉県の作業もお受けしています。壁掛けテレビ設置工事や隠蔽配線やアンテナ工事を業者に依頼する場合、ぜひライフプラスにご相談ください!

電話番号: 03-6379-4566