配線を隠す工法(石膏ボード内部隠蔽)

テレビ裏へ「コンセントとアンテナ端子」を増設する、その為の配線を隠す方法です。

壁掛けテレビの直下に既存の「コンセントとアンテナ端子」が無い場合には、多くの業者様はモールカバーで配線を隠します、この一択で施工しておりますが、
ライフプラスでは壁掛けテレビの配線を隠す方法には下記の2通りの方法が選択出来ます。

一つは「モールカバー」、もう一つは「石膏ボード内部隠蔽」モールカバーが不要な配線方法です。

 

①モールカバーによる配線

既存の「コンセントとアンテナ端子」直下から、テレビ裏に増設する「コンセントとアンテナ端子」の直下までモールカバーを使用いたします。
電源ケーブルと同軸ケーブルはモールカバーに収納して隠す工法で、

メリットは施工が簡単な点、施工費用が安い点です。

デメリットは見た目が悪い点です。

モールカバー配線

テレビ台を置かないスタイルですと、モールカバーが目立ってしまいます。

 

「石膏ボード内部隠蔽」(モールカバー無しでの配線)

下記添付写真の赤丸部分には柱と間柱が縦に配置されております、
配線を通す為に赤丸部分の石膏ボード部分厚さ12mmに溝を作り、その隙間に配線を埋め込み、最後に補修いたします。
モールカバーを使用しないので後付け感も無く、お客様満足度が高い施工方法です。
(最後に施工例を添付させていただきますので、ご参考にしていただけましたらと思います。)

柱や間柱には傷をつけずに通線が可能ですが、
コンセントを増設する位置(壁掛けテレビの位置)によっては複数処理作業が必要になります。

メリット壁掛けテレビの直下には仕上がりの見た目が良い(美しい)点です。

デメリットは費用がやや高額な点、モールカバーに比べて施工に時間がかかる点です。

「石膏ボード内部隠蔽」:1カ所の費用(柱や間柱)¥4,400(税込)  1カ所の作業時間20分程度

理想の壁掛けテレビを実現する為には必要な工法で、ライフプラスでは9割のお客様がこの工法をご利用しております。


壁掛けテレビで隠れる位置に「コンセント増設とアンテナ端子を移設」、モールカバーも配線も露出していない事がご確認出来るかと思います。

 

※戸建て住宅と集合住宅では壁の構造が異なりまして、

集合住宅の「隣接世帯側の壁」では壁の構造によっては「石膏ボード内部隠蔽」の施工の必要なくケーブルの配線が可能なLGS工法といわれる壁がございます。構造としては間柱(スタッド)と躯体(コンクリート)の間に隙間がある壁ですので、その隙間を利用して通線が可能です。

ただし外壁に面した壁や、屋外に近いコーナー部分には吹き付け断熱材が多く、通線する隙間が塞がれている場合も多数ございますので、施工前にご確認する必要性があります。

 

〜石膏ボード内部隠蔽を使用した壁掛けテレビの施工例〜

配線を隠した壁掛けテレビの施工例

#壁掛けテレビ配線隠し#コンセント増設#モールカバー#モールカバー無し