石膏ボード内部隠蔽
『石膏ボード内部隠蔽』とは、
基本的に「戸建て住宅や集合住宅」では壁の中に一定の間隔で柱が配置されております。
その為、
壁の中への隠蔽配線は縦方向に限られ、横方向の配線はモールカバーが必要になってしまいます・・見た目も良くありません。
「石膏ボード内部隠蔽」は
横方向の配線をモールカバーを使用することなく壁の中に隠す工法です。
「既存のコンセント」と「壁掛けテレビ背面に新設するコンセント」の位置関係によって「配線隠蔽」の要否を判断いたします。
配線隠蔽の方法は、「石膏ボード内部隠蔽」または「モールカバー」でも可能です。
「モールカバー」「石膏ボード内部隠蔽」にて横方向への配線は可能です、こちらの図で「石膏ボード内部隠蔽」の費用は「¥4,400×柱の数(3本)」となりますので石膏ボード内部隠蔽費用は¥13,200(税込)になります」
『石膏ボード内部隠蔽』
メリットとしてはモールを使用しませんので、シンプルで綺麗な仕上がりです。
デメリットは柱1本につき処理代金が¥4,400(税込)が追加となりますので、複数処理すると料金が高額になり作業時間も多くかかります。
また凹凸や柄の少ない壁紙の場合は処理跡が目立つ場合がございます。
『石膏ボード内部隠蔽配線 施工事例』
内部隠蔽施工事例① 柱1本 ¥4,400(税込)
内部隠蔽施工事例② 柱3本 ¥13,200(税込)
内部隠蔽施工事例③ 柱3本
内部隠蔽施工事例④
〜「石膏ボード内部隠蔽」も「モールカバー」も必要なく横方向の隠蔽配線が可能な壁〜
横方向の隠蔽配線の方法には「石膏ボード内部隠蔽」または「モールカバー」が必要な旨をご案内させていただきましたが、
横方向の配線で「石膏ボード内部隠蔽」「モールカバー」も必要がない「壁と条件」がございます、
その壁は築10年以内の集合住宅で「隣接世帯側の壁」です、
条件としては壁掛けテレビを設置される壁と「同じ壁面にコンセントとアンテナ端子」が設置されている事です。
この壁は「2重壁やLGS工法」と言われる構造で、境界のコンクリートと内装下地との間に隙間(空間)がございますので、
その空間を使って配線することで「石膏ボード内部隠蔽」「モールカバー」も必要ありません。
稀に空間がない事もございますので、現地にてご判断させていただいております。
下記図面にて黄色のラインが「隣接世帯側の壁」となります。