壁掛けテレビとエコカラットの同日施工について

画像.jpeg

壁掛けテレビとエコカラットの組み合わせは、リビングでのスッキリとしたイメージを引き上げる人気の施工です。しかし、施工の順番を間違えると、せっかく施工したエコカラットを壊してやり直したり、配線を完全に隠蔽出来ずに「モールカバーを使用せざるを得ない」といった事例があります。

「壁面補強」と「隠蔽配線(コンセント増設  アンテナ端子移設)」は、エコカラットを貼る前に完了させておくことが鉄則です。

その理由と、失敗しないための施工ステップを詳しく解説します。

なぜ「エコカラットの前」に施工すべきなのか?

1. エコカラットの上から合板を設置する方法を避ける為

エコカラット壁への補強方法は厚さ12mmの合板をエコカラット壁の上から設置する方法となります  下記写真、

補強合板の写真

この方法で壁掛けテレビを設置すると、合板の厚さ12mm分 テレビの画面が手前に出っ張ってしまいます。合板はテレビで隠れますが、横からテレビ背面と壁との隙間を見ると合板がある事がわかります。

2. 「隠蔽配線」で後付け感をなくす

壁掛けテレビの魅力は、配線が見えない、宙に浮いているようなスッキリ感です。

エコカラットの凹凸のある表面に配線カバー(モール)を這わせると、どうしても後付け感が出てしまい、せっかくのエコカラット壁と壁掛けテレビが台無しです。

モールカバーの写真

壁の中に配線を通す「隠蔽配線」は、壁の中に配線を埋め込む事が可能な状態、

つまりエコカラットを貼る前の石膏ボード壁の状態で行うのが必要です。

テレビで隠れる位置へコンセントとアンテナ端子を設置し、配線がテレビ裏で完結する事で美しい仕上がりの壁掛けテレビとなります。

コンセント増設の写真

3. エコカラットは「後から穴あけ」が非常に困難(不可)となります

エコカラットは非常にデリケートな素材です。

一度貼り付けた後に、配線を通すための大きな穴を開けようとすると、ひび割れたり砕けたりするリスクが非常に高いです。 また、配線を通すために壁を剥がすとなると、エコカラットの補修や再利用はほぼ不可能となります。

理想的な施工のステップ

美しい仕上がりを実現するための推奨手順は以下の通りです。

ステップ1:位置と高さ

  • テレビの高さ: 先ずは壁掛けテレビの位置と高さを決めます、ソファ等メインで視聴する場所での目線の高さを基準に、視聴し易さ・見た目・バランスを見ながら決定します。
  • コンセントの位置: テレビ本体で隠れる位置に、電源コンセントとアンテナ端子、HDMIを通すためのプレートの位置を決めます、壁掛け金具に干渉しないよう気をつけます。
  • 接続機器の場所: レコーダーやゲーム機をどこに置くか決め、そこからテレビ裏まで「HDMI やUSBケーブル」の長さや本数を決めます、接続される機器の置き場所は「テレビ台    テレビ裏に隠す」等がございます。

ゲーム機の置き場所の写真

ステップ2:壁面補強と電気工事

石膏ボードを一部剥がす、あるいは開口して、裏側に12mm厚以上の合板を仕込みます、

集合住宅では、テレビの重量によって、更に強度の高い補強方法にて施工する事もご提案させていただきます。

同時に、配線はテレビ側と接続機器側の間の配線を隠蔽し、コンセントの増設やアンテナ端子を設置します。

ステップ3:エコカラットの施工(お客様にて業者へ発注いただきます)

補強と隠蔽配線が終わった壁に、エコカラットを貼り付けます。

この際、コンセントを避けるように、エコカラット業者さまに丁寧に仕上げていただきます。

この間 壁掛けテレビの業者(ライフプラス)は待ち時間となります。

ステップ4:金具の取り付けとテレビ設置

エコカラット業者さまの施工のタイミングを見計らって壁掛け金具を設置します、

補強下地を狙ってボルトやビスで壁掛け金具を固定します。

テレビを掛け、コンセントやアンテナケーブル、HDMIケーブル、USBケーブルを上手くまとめて接続、テレビ放送の視聴確認と接続機器の動作確認をすれば完成です。

 

施工時の注意ポイント

  • 壁面補強の工法:

    補強方法には3種類の工法がございますので、間柱の建材・壁掛け金具・テレビの重量によってご提案させていただきます。

  • 配線:

    隠蔽される配線(HDMIケーブル)は、接続される機器がレコーダー1台でも、将来の為に予備のHDMIケーブルも一緒に隠蔽配線しておく事がお勧めです。
  • エコカラットを設置する範囲:

    エコカラットを施工する範囲は2通りございます、①「壁掛け金具を避けて設置する方法」、②「エコカラットの上から壁掛け金具を設置する方法」がございます。

①のメリット:エコカラットの厚さ分(1cm程度)壁掛け金具が壁の中に収まりますので、テレビの出っ張りが抑えられます。
②のメリット:エコカラット壁の上から設置しますと、シンプルで見た目が綺麗に仕上がります。

画像_1.jpeg

  • プロへの相談:

    DIYでのエコカラット施工は可能ですが、配線や補強が絡む場合は、専門の施工業者に一括して依頼することをお勧めします。特に電気工事には資格が必要です。

まとめ

エコカラットを貼る工程は、いわば「お化粧」の仕上げです。

その下の「壁面補強」と「配線」を先に仕込んでおくことで、満足できる壁掛けテレビが完成します。

「先に補強、先に配線」。この順番を守っていただけましたらと思います。

 

#エコカラットと壁掛けテレビ#エコカラット壁面補強#エコカラット配線隠し